国家ぐるみのドーピング 

ニュースで話題になっていますね。

 国家ぐるみのドーピングが指摘されてきたロシアについて、国際オリンピック委員会(IOC)が平昌五輪への参加を禁止すると発表した。国際パラリンピック委員会(IPC)も、ロシアに科している資格停止処分を継続するか、12月22日に発表する予定だ。

12/14 日本経済新聞朝刊


「厳格な条件を満たせば、個人の資格で、国旗も国歌も使用できない「中立選手」として参加することができる。」そうで

ドーピングをしていないパラリンピアンにとっては希望が持てる内容です。

ただでさえパラリンピックを目指して練習するには、モチベーションの維持が大変だろうと思います。ましてや出場できないかもしれないパラリンピックを目指して練習するなんて気持ちの整理がつきません。

仮に中立選手として出場できたとしても、ロシア選手というだけで世界中から疑いの目を向けられることになります。


医学が進歩する限り、ドーピング問題はなくなりません。

大会が盛り上がって、選手に良い影響が出るのはいいことですが、

国家の威信をかける大会になるあまり、選手に無理を強いる国家ぐるみのドーピングは許されるべき行為ではありません。


国家ぐるみでドーピングする意欲を削ぐ為の方法を考えてみました。


マイナーな大会にする

国の宣伝にならない為、ドーピングの費用対効果考えたらやらないでしょうね。

選手個人が勝手にやるとしても、ドーピング機構のチェックをすり抜ける程の新薬開発にお金をかけるぐらいなら、用具にお金かけた方が安く済みそうですし。


国家という概念を無くす

SNSの普及により個人が活躍できる時代になっています。

また、Facebookやグーグルなど国家を超えている企業もあるほど。

ビットコインの台頭で国家の信用を表す通貨の概念も変わる可能性があります。

あーそういえばこの選手は「日本」という土地に住んでるんだ。

ぐらいの感覚になる日が来ればいいのかも。


どれも現実味なさそうなものばかりですね(笑)


とにかく、ドーピングに関与していないロシア人選手に活躍の場があることを願います。

来年の平昌パラリンピックで、無実の選手が活躍出来ますように。


  

脳炎サバイバー 障がい者スポーツ医を志す

脳炎サバイバーです。https://twitter.com/paradoc8

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