リオ2016パラリンピックで日本選手は銀10個、銅14個のメダルを獲得しました。
世界の舞台で活躍する日本人選手をみて、障がい者スポーツを始めた方もいると思います。
障がい者スポーツを始めたきっかけについて興味深いデータがあります。
公益財団法人ヤマハ発動機スポーツ振興財団の調査によるとパラリンピックに出場した選手がパラリンピックの種目を始めたきっかけとして一番多いのは友達や知人のすすめです。
パラリンピックよりも友達や知人のすすめが5倍も多いのです。
この調査は2013年度のものなので、2017年現在に同じような調査を行ったら結果が変わってくると思います。パラリンピック界のスター選手やリオパラリンピックでのメダル獲得などの影響によりパラリンピック観戦を契機に障がい者スポーツをはじめた人の割合は増加しているはずです。
ただ、まだまだ障がい者がスポーツをしやすい環境が整っているとは言い難い状態です。
医療、行政、競技者団体がタッグを組んで環境整備を推し進めていく必要があります。
将来医師として自分がどの様に障がい者スポーツに貢献していけるかを考えてみました。
パラリンピック出場選手がその種目を始めたきっかけの調査結果をよく見てみると、「医療関係者のすすめ」と「リハビリではじめたから」を合わせると、競技を始めるきっかけの第2位になります。つまり、病院で診療をする医師が果たす役割は大きいのです。病院での治療やリハビリだけで終わらせずに、患者さんがスポーツを気軽に楽しめる環境作りをしていきたいです。
自分は医師を目指して日々勉強中です。
リオで見たメダルは自分の将来に大きな影響を与えました。
リオで獲得した24個の輝きが日本中の"Impossible → I'm possible"の原動力になりますように。
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