surfing in the dark 暗闇の中でサーフィン

完全に失明しているサーファーの動画です。

Alro Francesenaさん。


Francesenaさんは自分でサーフィンを楽しむだけではなく、生徒にもサーフィン教えてますΣ(゚Д゚)!!

動画でサーフィンを生徒に教えている場面がありますが、失明していると言われなければ普通のサーフィンスクールにしか見えない。


いつかは失明するかもしれないと不安に怯えながら生活する日々。そしてその暗闇が訪れた時には想像を絶するものがあったはず。それなのに今ではまた以前のようにサーフィン三昧の日々。


障がいを吹き飛ばすくらいに幸せそうなFrancesenaさんの笑顔。

自分が一番わくわくすることを追い求める人はにしかわからない境地がそこにはあると思いました。


<動画の日本語訳>

今、私は100%見えません。 

サーフィンを絶対やめないと信じています。  


私にとってサーフィンとは? 

人生の全て。


私の人生は潮の満ち引きを中心に回っています。 すべてをサーフィンに捧げています。

私の名前はAlro Francesena。


プロサーファーでサーフィンインストラクターです。 これまでずっとサーフィンをしてきました。

遺伝性の緑内障で生まれました。全人生を視覚障がいと戦ってきました。


完全に失明したのは4年前からです。 サーフィン中に波のトップから眼を開けた状態で落ち、眼を損傷しました。 生涯、失明になることから逃げていましたが、結局一番愛しているサーフィンをやっています。


みんなから「失明しても自分がサーフィンできると思っていたか」と聞かれます。

正直、初めの頃はNOでした。病院をさった後のある日までは。

その日は私の面倒を見てくれていた女の子と一緒にいました。私はサーフィンに挑戦してみると彼女に言いました。


ゴーグルをつけて水の中入ると、海は私にいろんな情報を与えてくれることに気付きました。 

波を感じて方向を変えパドルを始めました。立ち上がって「できる!」と叫びました。それから、いままでサーフィンを辞めたことはないです。  


多くを耳に頼っています。自分の耳は波のサイズについて多くの情報を与えてくれます。 波がたてる音から波のサイズの判断しますが、よく判断を誤ります。 


私はサーフィンをするだけじゃなく、指導もします。 眼が見えなくなる前は、生徒の間違いをみつける度に岸に上がって説明する方法で指導していました。 今は見えないので、別の方法で指導しています。


<生徒に教えているシーン> 

「セルジオ、今から君のライディングを流すよ、何がみえるか僕に説明してくれ」


 全部のライディングをビデオに撮って、動画から生徒たちの間違いを正すことができます。 1人1人が自分の役割を果たすなら、生徒は多くを学ぶことができ、とてもいいテクニックを身につけることができます。 自分にとってこの方法はとっても簡単です。


より多くの人がこの素晴らしいサーフィンというスポーツが出来るように車椅子や他の障がいを持っている人々のためのクリニックを行っています。


私の人生は毎日がチャレンジ。

でも波の上に立ったら悪いものは全て忘れる。 

私は障がいのある人々全てに夢と希望を持って教えたい。

人生で出来ない事はない。        

脳炎サバイバー 障がい者スポーツ医を志す

脳炎サバイバーです。https://twitter.com/paradoc8

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